大規模津波防災総合訓練
2019年11月2日 土曜日
11月2日、南海トラフ巨大地震を想定した2019大規模津波防災総合訓練に参議院災害対策特別委員長として参加させていただきました。
昨年は大阪北部地震や西日本豪雨、さらには台風21号による電柱倒壊や大規模停電、関西国際空港の機能停止など、関西でも大きな被害を受けました。
そして本年も、台風15号や台風19号によって、短期間で同じ地域が幾度も被災するなど、筆舌に尽くしがたい災害が発生しております。
改めて、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災した全ての方々に心よりお見舞い申し上げます。
激甚化の一途をたどる自然災害に対して、防災・減災対策を徹底して推進することは、政治家の責務であります。
昨年より、「防災・減災、国土強靱化のための3か年緊急対策」がスタートしましたが、従来の常識をはるかに超える自然災害に対処するために、事前防災対策を加速度的に推進する必要があります。
また地域の防災力をさらに高めるために、「自分の命は自ら守る」との「自助」の意識を共有したうえで、万が一にそなえて、近隣の方々と助け合う「共助」の精神を、地域に、着実に根付かせていくことが大切です。
来週 11月5日は「世界津波の日」ですが、その由来となった「稲むらの火」で有名な、地震防災の先駆者、浜口梧陵ゆかりの地である和歌山で津波防災訓練が開催されることは、ご当地のみならず、全国各地で津波防災に取り組む機運が高まるものと大いに期待しております。