党青年委が被災地調査
2013年8月10日 土曜日
課題つかみ復興加速を
3班に分かれて岩手、宮城、福島へ
首長、住民らの声聞く
新人参院議員も参加
公明党青年委員会(谷合正明委員長=参院議員)は9日、東日本大震災で被災した岩手、宮城、福島3県の各復興支援担当国会議員が3班に分かれ、各県の被災地を調査した。これには先の参院選で初当選した新人議員も参加し、被災者に寄り添い、復興を加速させることを誓った。
【宮城県】
佐藤英道、樋口尚也の両衆院議員と石川博崇、杉久武、平木大作の各参院議員は気仙沼市と東松島市を訪れ、行政や商工関係者らと現場の復興の課題について意見交換した。党同県本部の地元議員も同行した。
一行は、気仙沼市で、気仙沼漁業協同組合の佐藤亮輔組合長、村田次男代表理事専務と懇談。「水産加工業の再建にあたり、販売状況が安定するまで資金面での応援を」などの要望を受けた。
次いで、東松島市では、市が独立行政法人都市再生機構に委託している「野蒜北部丘陵地区」の高台移転事業の工事現場を視察。市復興都市計画課の小林典明課長は「資材の高騰などで今後、事業費の増額が必要になる」と説明した。
石川氏らは「今後も現場に足しげく通い、地域住民の声を政治に反映する役割を果たしていく」と語っていた。
公明新聞:2013年8月10日(土)付
https://www.komei.or.jp/news/detail/20130810_11950