本会議「社会資本 長寿命化を」
2015年1月28日 水曜日
13年度決算質疑で杉氏 経済政策の成果ただす
参院は28日午後の本会議で、2013年度決算の概要報告と質疑を行い、公明党から杉久武氏が質問した。
杉氏は、13年度決算について「12年12月に発足した第2次安倍内閣において初めて編成された予算の決算であり、『アベノミクス』の1年目の総括として位置付けられる」と指摘。これまでの経済政策の評価や今後の決意をただした。
安倍晋三首相は、大胆な金融緩和、財政出動、成長戦略を柱とする「3本の矢」の経済政策に取り組んだ結果、「(12年の)政権交代後に経済はプラス成長へと反転した。引き続き、さらに大胆にスピード感をもって3本の矢を進めていく」との考えを示した。
また、杉氏は、道路や橋などの社会資本を長寿命化するための維持管理・更新について質問。地方自治体などが策定する社会資本の長寿命化計画通りに修繕、補修が進んでいない事例があるとして、「事業主体に対し、支援や助言を強化すべき」と訴えた。
太田昭宏国土交通相(公明党)は、これまでに実施した地方自治体に対する支援策を紹介した上で「今後とも、社会資本の維持管理に対する支援や助言を一層充実していく」と答えた。
公明新聞:2015年1月29日(木)付
https://www.komei.or.jp/news/detail/20150129_16093