始動!現場の最前線へ
2013年7月26日 金曜日
有力候補がひしめき、かつてない大混戦となった大阪選挙区。杉久武氏は激戦を突破した、その翌朝から地元の駅頭に立った。「実感ある景気回復を必ず成し遂げる!」。リーマン・ショックの荒波も現地・米国で経験した国際派会計士の訴えは少しもブレない。
初当選までの8カ月間で訪問した中小企業は600社を超えた。「“世界の大阪”へのカギは現場にある。この姿勢を貫きたい」と語る杉氏は、即座に最前線に飛び込んだ。
24日には、大阪市の株式会社コダマ(平井益子社長)を訪問。同社はアジア諸国との競争の中、装飾メッキから、部品に導電性などの付加価値を与える「機能メッキ」に変えて、難局を乗り越え成長してきた創業53年の老舗だ。3年前に父親から事業を引き継いだ平井社長は、「中小企業のキーワードは対応力」と言い切り、燃料電池など成長分野への進出を見据えている。
平井社長からは中小企業を後押しする補助金の在り方についても相談を受けた。「チャレンジ精神旺盛な企業をどう応援するかが大事だ」。世界の経済動向と企業の現場を知る会計士の目が光る。1956年(昭和31年)以来の“伝統の一議席”を継いだ杉氏は電光石火の行動を開始した。
公明新聞:2013年7月26日(金)付
https://www.komei.or.jp/news/detail/20130726_11821