公明、比例選第2党に
2013年7月23日 火曜日
参院選 選挙区4 比例7議席
“ねじれ”を解消、自公政権に信
連立を組む自民党も選挙区と比例区で65議席を獲得。非改選議席を合わせて自公両党で過半数(122)を超える135となり、参院で与党が少数の“ねじれ”は解消した。国民の信任を得た自公連立政権は、より強固となった政権基盤に立って、デフレ脱却に向けた経済対策や、被災地の復興など、重要課題を加速させる。
選挙区で公明党は、6年前に敗れた埼玉選挙区(定数3)で、新人の矢倉克夫氏が59万9755票を獲得し2位当選。同じく選挙後に繰り上げ当選となった神奈川選挙区(定数4)では、新人の佐々木さやかさんが62万9662票、大阪選挙区(定数4)は新人の杉久武氏が69万7219票で、それぞれ3位で当選したほか、東京選挙区(定数5)でも現職の山口那津男氏が79万7811票を得て、2位で3期目の当選を果たした。
比例区では政党名と候補者名を合わせた得票総数で756万8080票を獲得し、山本香苗、平木大作、河野義博、山本博司、若松謙維、魚住裕一郎、新妻秀規の7氏が当選。前回(2010年)よりも約7万1000票減らしたが、得票数で民主党を上回り、初めて比例区で第2党の座に就いた。また、参院での議席数は非改選の9と合わせて20となり、自民、民主に次いで第3党を維持した。
一方、民主党は結党以来最低の17議席と惨敗。日本維新の会、みんなの党も、それぞれ8議席にとどまった。
公明新聞:2013年7月23日(火)付
https://www.komei.or.jp/news/detail/20130723_11799