江田氏らが仲介 早期和解、救済も明言

原告団(左側)に謝罪する塩崎厚労相(右端)と面会を仲介した江田氏(同3人目)ら=27日 厚労省

大阪・泉南地域にあったアスベスト(石綿)関連工場の元労働者や遺族らによる国家賠償請求訴訟で塩崎恭久厚生労働相は27日、石綿による健康被害について国の責任を認めた今月9日の最高裁判決を受け、同訴訟の原告、弁護団と厚労省で面会し、直接謝罪した。

面会は、公明党アスベスト対策本部の江田康幸本部長(衆院議員)と自民党議員らの仲介で実現した。江田本部長のほか、古屋範子副代表、石川博崇、杉久武の両参院議員が同席した。

席上、塩崎厚労相は、「国の責任が認められたことを極めて重く受け止めており、心よりおわび申し上げたい。道半ばで亡くなられた原告にもひたすら申し訳ない思いでいっぱいだ」と謝罪した。また判決のうち、高裁に審理が差し戻された訴訟について早期和解に応じ、原告以外の被害者も救済する考えを示した。

原告団の山田哲也共同代表は、2006年の提訴以来、原告14人が亡くなったことに触れ、「互いに励まし合い、支え合いながら裁判に取り組んできた。悔しさ、無念さを分かってもらいたい」と述べた。

面会後、江田本部長は、「国が早期和解、救済を明言したのは画期的だ。残る課題も含め、全面解決が図られるように引き続き努力したい」と決意を語った。

これまで公明党は、同訴訟の原告らと意見交換を重ね、一貫して全面解決を訴えてきた。9日の最高裁判決の直後には江田本部長らが塩崎厚労相へ全面解決を求める要望を行い、15日には古屋副代表が国会質問で早期解決を主張していた。

公明新聞:2014年10月28日(火)付
https://www.komei.or.jp/news/detail/20141028_15310

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