世界若手議員会議で発言する杉久武氏(左)=10月11日 ジュネーブ

ジュネーブでの第1回世界若手議員会議で、「どのように政治へ若者の意見を反映させるか」意見表明しました。

世界の若手議員と活発に議論

10月8日から、スイスのジュネーブで開催された第131回列国議会同盟(IPU)会議に、日本の国会代表団の一員として出席しました。1889年に設立されたIPU会議は、現在166カ国が加盟し、国際平和や議会制民主主義の確立へ、各国議員の対話を進めています。会議には147カ国から707名の議員が集まりました。

今回は、IPUの本会議に先立ち、第1回世界若手議員会議が2日間にわたり開かれました。45歳未満の若手議員が一堂に会し、どのように政治へ若者の意見を反映させるかについて活発な議論を交わしました。

私は「政治と議会をいかにして若者に開かれたものにするか」との議題に対し、「選挙の時だけでなく、日々の生活の中で政治に興味関心を持っていくというような仕組みづくりが必要で、すでに政治に関心を持っている層だけに響く方法ではなく、そうではない若者の意見も吸い上げることが必要」と意見表明しました。

会議の最後には、次回の若手議員会議を来年5月か6月に東京で開催することが告知されましたが、IPU本部のあるジュネーブ以外での開催は初めてです。世界各地の若手議員に喜んでもらえるよう、準備を進めていきます。

また、会議の合間には、国連欧州本部や欧州合同原子核研究所(CERN)を視察しました。CERNは昨年のノーベル物理学賞に関連するヒッグス粒子が発見された施設です。現在は改修工事中のため、地下深くの実験施設まで見ることができ、画期的な物理学上の発見について理解を深めることができました。CERNが世界の科学的進歩に与えた影響に感銘を受けるとともに、日本の優れた科学者が数多く活躍されていることを知り、大変誇らしく思いました。

さらに、国連国際防災戦略事務局(UNISDR)のマルガレータ・ワルストロム特別代表と会談し、防災への取り組みについて意見交換しました。来年3月には第3回国連防災世界会議が仙台で開催予定です。

今後も各国の若手議員と交流を続け、世界平和のために尽力してまいります。